エクセル最小二乗法の極意!散布図やLinest関数で傾き切片を瞬時に導く技
エクセル最小二乗法の極意!散布図やLinest関数で傾き切片を瞬時に導く技の要点や背景を丁寧にまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。
Q1:SLOPE関数やINTERCEPT関数で「#N/A」や「#DIV/0!」エラーが表示される原因は何ですか?
A1:最も多い原因は、「既知のy」と「既知のx」で指定したセルの範囲(行数・列数)が一致していないケース(#N/A)、または選択範囲内に数値データが1件も含まれていないか説明変数xの分散がゼロ(全データが同じ数値)であるケース(#DIV/0!)です。範囲の始点と終点が左右で揃っているか、文字列や不要な空白が混入していないかを確認してください。
Q2:散布図の近似曲線で「切片を設定」というオプションがありますが、チェックを入れるべきですか?
A2:基本的にはチェックを入れず、エクセルに自動計算させるのが統計学的に安全です。例えば「投じた費用が0円なら売上も絶対に0円であるはずだ」として切片を強制的に0に固定すると、直線全体の傾きが本来のトレンドから大きく歪み、決定係数が著しく低下するリスクがあります。物理法則などで切片が理論上ゼロ以外あり得ない厳密な根拠がある場合を除き、固定は避けるのが鉄則です。
Q3:LINEST関数の戻り値で決定係数(R²)はどのセルに出力されますか?
A3:第4引数にTRUEを指定して実行した場合、LINEST関数は統計値を展開します。決定係数(R²)は通常、「上から3行目、左から1列目」のセルに出力されます。その右隣(3行目2列目)には残差の標準誤差が出力される仕様です。