知らずに買うと損する?収入印紙と収入証紙の違いと返金法を徹底解説

知らずに買うと損する?収入印紙と収入証紙の違いと返金法を徹底解説の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

ネット上の相談掲示板やSNSでは、「県営住宅の申請で間違えてコンビニで収入印紙を買ってしまった」「免許センター近くの売り場で証紙を買ったが、即日交付窓口がキャッシュレス専用になっていて余った」といった悲鳴が年間を通じて投稿されています。万が一、購入する対象を間違えてしまった場合の実務手順を検証します。

まず、収入印紙を誤って購入した場合です。購入したコンビニのレジに「間違えたので返品したい」とレシートを持って申し出ても、金券類の特性上、店舗側での返品・返金対応は原則として一切断られます。郵便局の窓口へ持ち込んだ場合、1枚あたり5円の手数料を支払うことで別の額面の収入印紙や郵便切手等に交換することは可能です。しかし、郵便局の窓口で現金を払い戻してもらうことはできません。

現金の還付(払い戻し)を受けたい場合は、税務署に対して手続きを行う必要があります。具体的には、誤って貼り付けてしまった課税文書や白紙の印紙を持参し、管轄の税務署窓口で「印紙税過誤納確認申請書」を提出します。税務署側の審査を経て指定口座に現金が振り込まれるまでに約3週間から1か月強の日数がかかります。

次に、収入証紙を誤って購入した場合です。ここでの最大の盲点は、「郵便局では収入証紙を一切取り扱っていない」という事実です。郵便局に証紙を持ち込んでも交換すら応じてもらえません。収入証紙の返金は、その証紙を発行した都道府県の「出納局会計課」や指定された金融機関の窓口に「証紙代金還付請求書」を提出して行います。

還付には未使用であることの確認、購入理由の疎明、振込先口座情報の提示が求められ、自治体によっては所定の口座振込手数料が自己負担となるケースもあります。また、他府県の証紙を誤って購入してしまった場合、購入先の自治体窓口へ郵送等で請求しなければならず、手間と郵送料が重くのしかかります。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest