金とメッキの見分け方完全ガイド!偽物を見抜く自宅鑑定と刻印の罠
金とメッキの見分け方完全ガイド!偽物を見抜く自宅鑑定と刻印の罠の総合ガイドをお届けします。最新トレンドが詰まっています。
ネット上の情報で頻繁に混乱を招いているのが、「18K」「14K」のように数字の後ろにKが配置されたアトK刻印の真相です。現代の日本で製造される正規品は「K18」「K24」のようにKが頭につく「マエK」が一般的ですが、昭和40年代以前に作られた古い和装小物や指輪、あるいは東南アジアやハワイなどの海外土産には「アトK」が数多く存在します。
現場での鑑別データによると、アトK製品には以下のような特有の傾向が確認されています。
「18Kと刻まれていても、実際に品位測定を行うとK14相当(58.5%)やK9相当(37.5%)の含有率しかなく、ひどい場合は単なる金メッキに18Kと打刻されている事例が珍しくありません」と業界関係者は指摘します。当時は現在ほど公的な刻印規制が厳格に運用されておらず、製造元の裁量による曖昧な打刻がまかり通っていた背景があります。
したがって、「18Kという刻印があるから高額で買い取ってもらえる」と思い込むのは非常に危険です。買取店でもアトK製品に関しては「預かり検査」を行い、比重値やX線検査で実質純度を再測定した上で、実際の含有比率に見合った査定額を提示するのが一般的な対応方針となっています。