突然の胸痛だけじゃない?心臓病の初期症状と命を守る新常識
突然の胸痛だけじゃない?心臓病の初期症状と命を守る新常識について知っておくべき 事実を分かりやすく解説いたします。
一口に心疾患と言っても、その病態は多岐にわたる。冠動脈が動脈硬化などで狭小化・閉塞する虚血性心疾患には、一時的な血流不足で胸が締め付けられる狭心症と、血管が完全に詰まり心筋組織が壊死する心筋梗塞がある。後者は発症後数分から数時間の対応が生命の明暗を分ける。
また、あらゆる心疾患の終着点とも呼ばれる心不全は、心臓のポンプ機能が低下して全身に必要な血液を送り出せなくなる状態を指す。さらに、心拍のリズムが乱れる不整脈の中には、自覚症状が乏しいまま心原性脳塞栓症を引き起こす心房細動や、突然死の直接原因となる心室細動が潜んでいる。