ランボルギーニ ディアブロ伝説の真実!V12怪物の秘話と現在地
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伝説の始発点は1980年代半ばにさかのぼる。伝説的な創業者フェルッチオ・ランボルギーニが築き上げたブランドの象徴であり、スーパーカーの代名詞でもあったランボルギーニ・カウンタックの後継車開発計画が密かに始動した。コードネームは「プロジェクトP132」。デザインを手掛けたのは、前作に引き続き天才デザイナーのマルチェロ・ガンディーニだった。
しかし、開発の途上で歴史的な大事件が起きる。1987年、経営難に陥っていたアウトモビリ・ランボルギーニをアメリカの自動車大手クライスラーが買収したのだ。デトロイトの幹部たちはガンディーニが提出した初期デザインを「あまりにも過激すぎる」と判断し、角を削ぎ落としたマイルドなラインへと一方的に修正を加えた。自らの意図を書き換えられたガンディーニは激怒し、オリジナルの鋭利なデザイン案を別メーカーに持ち込んで「チゼータ・V16T」として結実させたという逸話は、自動車産業の歴史に深く刻まれている。