男の浴衣の着方完全ガイド!襟の合わせ方と粋な帯結びの極意【2026】

男の浴衣の着方完全ガイド!襟の合わせ方と粋な帯結びの極意【2026】の詳細解説を解説します。専門的な知識が満載です。

男性が浴衣を着る際、何よりも先に確認しなければならないのが襟(えり)の合わせ方です。ファッション感覚で無意識に羽織ると、洋服(ワイシャツなど)の男性仕立てと同じ感覚で「左を先に合わせて右を上に重ねてしまう」ミスが頻発します。しかし、和装においてこの重ね方は「左前(ひだりまえ)」と呼ばれ、亡くなった方に着せる死装束の作法となってしまいます。

和服は性別を問わず、生きている人は全員「右前(みぎまえ)」で着用するのが不変の文化ルールです。「右前」という言葉の「前」は「手前(先に体に付ける側)」を意味しています。つまり、「右側の身頃を先に胸に当て、その上から左側の身頃を重ねる」のが正解です。

絶対に間違えないための見分け方は次の2点です。

  • 自分の右手で懐(ふところ)に手が入るか:正しく着られていれば、右手をスッと差し入れたときに懐へ滑り込みます。
  • 相手から見てアルファベットの「y」に見えるか:対面した人から襟元を見たとき、小文字の「y」の形になっていれば正しい右前です。

都内の呉服専門店スタッフへの取材によると、「お祭り会場で見かける着崩れ男性の約15%が襟合わせを逆にしてしまっており、同伴の女性が気まずい思いをしているケースが目立つ」とのこと。着付けの第一歩として、羽織った瞬間に「右が下、左が上」と指差し確認する習慣をつけてください。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest