激動の日本を率いた宰相たち!戦後歴代政権の暗闘と決断の全貌
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1955年の保守合同によって自由民主党が誕生し、いわゆる「55年体制」が幕を開けた。岸信介内閣が安保改定で国論を二分する大混乱を引き起こした直後、火中の栗を拾う形で登板した池田勇人は、政治の季節から経済の季節へと舵を大きく切った。
池田が掲げた「所得倍増計画」は国民の購買意欲を爆発させ、日本は未曾有の高度経済成長期へと突入する。続く佐藤栄作による沖縄返還と非核三原則の提唱、田中角栄の「日本列島改造論」と日中国交正常化など、ダイナミックな国家主導プロジェクトが次々と結実した。この時代、内閣官房は党内各派閥のパワーバランスを調整する中枢機関として機能し、密室での妥協と合意形成が政権の命運を握っていた。