バイタルサイン基準値一覧|成人・高齢者・小児の違いと異常サイン
今注目を集めている バイタルサイン基準値一覧|成人・高齢者・小児の違いと異常サインについて、多角的な視点をご紹介しています。
バイタルサイン基準値一覧|成人・高齢者・小児の違いと異常サインを徹底追究! 知っておきたい 重要ポイントを分かりやすく展開します。
年齢を重ねるにつれて血管の弾力性や呼吸器機能、代謝速度は大きく変化します。新生児や乳幼児は代謝が活発なため脈拍数や呼吸数が成人の約2倍近くになる一方、高齢者では動脈硬化の進行によって収縮期血圧が高くなりやすく、体温調節機能の低下から平熱が低めに出る傾向があります。
測定項目成人(15歳以上)基準値高齢者(65歳以上)の傾向小児(乳幼児〜学童)基準値血圧(収縮期/拡張期)収縮期 100〜129 mmHg
拡張期 60〜84 mmHg収縮期が上昇しやすく130〜139 mmHgが目安。脈圧(上下差)が広がる傾向新生児:60〜80 / 30〜50
幼児:80〜100 / 50〜60
学童:90〜110 / 60〜70 mmHg脈拍数(心拍数)60〜100 回/分(規則的)洞結節機能低下で50〜70回/分と徐脈になりやすく、不整脈の頻度が増加新生児:110〜160 回/分
乳児:100〜140 回/分
幼児・学童:70〜110 回/分呼吸数12〜20 回/分(胸腹式)15〜22 回/分程度。肺活量低下に伴い浅くやや速い呼吸になりやすい新生児:30〜50 回/分(腹式)
乳児:25〜40 回/分
幼児:20〜30 回/分腋窩体温36.0〜37.2 ℃35.5〜36.8 ℃。基礎代謝低下で平熱が低く、重症感染時も熱が上がりにくい乳幼児:36.5〜37.5 ℃
(環境温度の影響を受けやすく変動大)動脈血酸素飽和度(SpO2)96〜99 %(室内気)95〜98 %。加齢による肺弾性収縮力の低下で成人の下限値近くになりやすい96〜100 %(新生児生後直後は一時的に低値を示すが速やかに上昇)
年齢ごとの基準値の違いを頭に入れるだけでなく、日本高血圧学会や日本呼吸器学会などのガイドラインでも示されている通り、個々人の基礎疾患(COPDや心不全など)に合わせた個別目標値を把握しておく姿勢が極めて重視されます。