地球が震えた日:歴代巨大地震ランキングと次に迫る大断層の真実
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チリ地震に続く巨大地震の系譜をたどると、プレート境界が秘める途方もない破壊力が浮き彫りになる。観測史上第2位は1964年のアラスカ地震(Mw9.2)。プリンス・ウィリアム湾を中心に広大なエリアが隆起・沈降し、北米大陸の地形を物理的に書き換えた。
21世紀初頭に世界を戦慄させたのが、2004年スマトラ島沖地震(Mw9.1〜9.3)である。インド洋全域を取り囲む国々へ無警告の巨大津波が襲来し、死者・行方不明者は23万人を超えた。国際社会における津波早期警戒システムの不備を残酷な形で突きつけたこの悲劇は、海洋を越えて連鎖する災害の恐ろしさを地球規模で刻み込んだ。
そして2011年3月11日、日本列島を直撃した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)はMw9.0を記録した。日本海溝沿いのプレート境界が最大50メートル以上跳ね上がり、想像を絶する大津波を引き起こした。かつてNHKスペシャルなどの科学ドキュメンタリーが精密なCGと海底探査データで再現した通り、海溝軸の極めて浅い領域まで一気に破壊が突き抜けた現象は、従来の地震学の常識を打ち破る衝撃的なメカニズムであった。