青葉城西高校の全軌跡!及川・岩泉の卒業後進路と強さの秘密を徹底解剖
青葉城西高校の全軌跡!及川・岩泉の卒業後進路と強さの秘密を徹底解剖にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。
春高予選において、チームに大きな劇薬として投入されたのが2年の京谷賢太郎(狂犬)でした。協調性を欠き、先輩に対しても牙を剥く暴れ馬だった京谷を、青葉城西はいかにして戦力へと組み込んだのか。ここにもチームの成熟度が現れています。
次期主将の矢巾秀は、練習をサボり勝手なプレイを続ける京谷の胸ぐらを掴み、「先輩たちの顔に泥を塗るような真似をしたら絶対に許さない」と覚悟を突きつけました。さらに主将の及川は、京谷の獰猛な攻撃力を否定するのではなく、「点を取りたいなら俺のトスを打て」と実力でねじ伏せ、スパイカーとしての本能を解放させます。
また、中学時代に影山との間に深い溝を抱えていた金田一勇太郎と国見英にとっても、青葉城西は自らのバレーボールを肯定してくれる救いの場でした。無駄口を叩かず効率を重視する国見のスタイルを、及川は「サボり」と断じるのではなく「終盤に体力を残す賢いプレイスタイル」として戦術に組み込みました。先輩たちの背中を見て育った金田一、国見、矢巾、京谷らは、及川・岩泉世代の敗北の悔しさを胸に刻み、次世代の青城を背負って立つ存在へと成長していったのです。