オニヤンマの名前の由来とは?「鬼」と呼ばれる理由と漢字表記の真相
オニヤンマの名前の由来とは?「鬼」と呼ばれる理由と漢字表記の真相に関する詳細情報を分かりやすくまとめました。詳細な解説をご確認ください。
オニヤンマは、日本に生息するトンボ目の中で名実ともに日本最大のトンボ種類です。成虫の体長はオスで約90〜100mm、メスでは約100〜115mmに達し、羽を広げた幅(翼開長)は130mmを超える個体も珍しくありません。
時速60km以上とも言われる俊敏な飛行速度と、ホバリングや急旋回を自在にこなす驚異的な機動力を誇ります。頭部の大部分を占める巨大な複眼は、成虫になると美しいエメラルドグリーンに染まり、周囲360度に近い視界で動く獲物を瞬時に捉えます。
成虫の華々しい活躍に対し、幼虫であるオニヤンマのヤゴ(水生幼虫)の生態は非常に忍耐強いことで知られています。清らかな小川の砂底や落ち葉の下に潜み、成虫になるまでおよそ3年から5年もの歳月を水中で過ごします。ヤゴの段階でも体長は40〜50mmに達し、水中の小魚やオタマジャクシ、水生昆虫を待ち伏せして捕食する水辺の頂点捕食者として君臨しています。