忌野清志郎の葬儀と甲本ヒロト弔辞|青山ロックンロールショー全貌

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忌野清志郎氏の告別式は、単なる追悼の儀式ではなく、文字通り「生涯最後の単独野外フェス」の様相を呈していました。主催者側が掲げたタイトルは「青山ロックン・ロール・ショー」。祭壇は、氏が愛用したカラフルなギターやアンプ、サイケデリックな装飾で彩られ、一般的な白木祭壇のイメージを完全に刷新する空間が創出されました。

遺影に選ばれたのは、2008年2月に日本武道館で行われた「完全復活祭」のステージ写真でした。トレードマークである逆立てたヘアスタイルに鮮烈なメイク、黒のジャケットを羽織り、マイクを両手で握りしめてシャウトする姿は、まさに闘うロックスターそのものでした。棺の中には、お気に入りのサイケデリックなステージ衣装一式と愛用のブーツ、そしてファンから届いた無数の手紙が納められました。

会場内および周辺のスピーカーからは、開会前から「雨あがりの夜空に」「スローバラード」「デイ・ドリーム・ビリーバー」「トランジスタ・ラジオ」「JUMP」といった名曲が爆音で鳴り響き続けました。参列者は涙を拭いながらも手拍子を打ち、時折歓声を上げて拳を突き上げるという、日本の冠婚葬祭史上類を見ない光景が広がったのです。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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