謝罪の菓子折りで火に油を注ぐNg行動とは?相場と渡すタイミングの真相
謝罪の菓子折りで火に油を注ぐNg行動とは?相場と渡すタイミングの真相について知っておくべき 事実を分かりやすい構成で解説いたします。
菓子折りに掛ける「のし紙」は、品物以上に送り主の知識と誠意が試される部分だ。誤った水引や表書きを選ぶと、失礼を上塗りすることになりかねない。
謝罪の場における水引は、「二度と繰り返さない」という意味を込めて「紅白の結び切り」を使用するのが基本だ。何度あっても良い慶事に使う「蝶結び」は絶対に選んではいけない。なお、相手に甚大な実害を与えた重大な不祥事・事故の場合には、紅白の水引すら慶事色を感じさせて不快感を与えるリスクがあるため、「水引なしの無地短冊」あるいは「白無地」を選ぶのが最も安全な判断となる。
表書き(水引の上の文字)の書き分けは以下の通りだ。
- 「御詫び」「お詫び」:最も一般的で、どのような謝罪シーンでも角が立たない表現。
- 「深謝」:自社側に重大な過失があり、深い反省と謝罪の意を示す場合に用いる重い表現。
- 「粗品」「寸志」は完全NG:相手を侮辱していると受け取られるため、絶対に書いてはならない。
水引の下段には、訪問者個人の氏名、または「会社名+代表者役職・氏名」を筆文字(濃い黒の毛筆や筆ペン)で丁寧に記載する。薄墨は香典など弔事用であるため、謝罪では通常の濃い墨色を使用する。
また、包装紙の上にのしを掛ける「外のし」か、包装紙の内側に掛ける「内のし」かという問題については、直接手渡しで訪問する場合は原則として「外のし」が正解だ。訪問した瞬間に「お詫びの目的で持参した品であること」を一目で明確にするためである。ただし、先方の心情が非常に荒れており、表書きの文字すら目に入れたくないと予想されるデリケートな局面や、配送でお詫び状と共に届ける場合は「内のし」を選択する配慮も有効となる。