11の倍数の見分け方とは?奇数桁・偶数桁の計算裏技と証明を完全解説
11の倍数の見分け方とは?奇数桁・偶数桁の計算裏技と証明を完全解説について分かりやすく解説いたします。最新の情報をご覧ください。
大きな桁数の数字が与えられたとき、実際に11で割る筆算を行わずに割り切れるかを判定する手法を11の倍数判定法と呼びます。この判定ルールは非常にシンプルで、覚えるべき操作は「一の位から数えて奇数番目の桁の数字」と「偶数番目の桁の数字」をグループ分けすることだけです。
具体的には、以下の3ステップで実行します。
【ステップ1】一の位(右端)から順に「1桁目(奇数桁)」「2桁目(偶数桁)」「3桁目(奇数桁)」と番号を割り振る。
【ステップ2】奇数桁の数字をすべて足し合わせた値(A)と、偶数桁の数字をすべて足し合わせた値(B)をそれぞれ計算する。
【ステップ3】AとBの差(大きい方から小さい方を引いた値)を計算し、その結果が「0」または「11の倍数(11, 22, 33...)」であれば、元の数字は必ず11で割り切れます。
いくつかの具体例で実際に確かめてみましょう。
【例1:4桁の数「2816」の場合】
・奇数桁(1桁目・3桁目):6 + 8 = 14
・偶数桁(2桁目・4桁目):1 + 2 = 3
・両者の差:14 - 3 = 11
差が11になったため、2816は11の倍数です(実際に 2816 ÷ 11 = 256 と割り切れます)。
【例2:6桁の数「941853」の場合】
・奇数桁(1桁目・3桁目・5桁目):3 + 8 + 4 = 15
・偶数桁(2桁目・4桁目・6桁目):5 + 1 + 9 = 15
・両者の差:15 - 15 = 0
差が0になったため、941853も11の倍数です(実際に 941853 ÷ 11 = 85623 と割り切れます)。
このように、偶数桁と奇数桁の和の差を求めるだけで、筆算に何十秒も費やすことなく、11で割り切れる数の特徴を判別できます。