桂三枝の現在と六代目桂文枝襲名の真相|新婚さん降板理由も徹底解説
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タレント・落語家として「桂三枝」の名はすでに日本全国に定着していました。それにもかかわらず、なぜ2012年7月(自身の69歳の誕生日)に「六代目 桂文枝」の襲名へと踏み切ったのでしょうか。
師匠である五代目桂文枝が2005年に他界した際、上方落語の止め名ともいえる大名跡を誰が継ぐべきか、落語界内外で大きな議論が巻き起こりました。当初、三枝本人は「桂三枝という名前が自分そのものであり、変える必要性を感じない」と襲名に慎重な姿勢を示していました。
しかし、後述する上方落語協会の会長職務を通じて伝統の重みと後進への責任を深く実感する中で、「師匠から受け継いだ上方落語の火を絶やさず、さらなる高みへ引き上げるためには自分が看板を背負うしかない」という使命感が芽生えました。周囲の強い推挙も後押しとなり、半世紀親しんだ三枝の名を弟子たちへ繋ぐ意味も込め、六代目文枝襲名が決断されたのです。