世界最大の裸の街キャップダグド潜入!独自の厳格ルールと日常

世界最大の裸の街キャップダグド潜入!独自の厳格ルールと日常に関する深掘り解説を丁寧に解説いたします。

初めてこの地を訪れた旅行者が最も息をのむのは、あまりにも平然と営まれる「日常の光景」だろう。巨大スーパーマーケットの通路ですれ違う人々は、カートを押しながら今晩のディナー用のワインを選んでいるが、誰一人として服を着ていない。銀行のATMで現金を引き出すビジネスマンも、理髪店で髪を整える女性も、全員が一糸まとわぬ姿だ。

財布やスマートフォンはどう持ち運ぶのか。答えはシンプルで、首から下げた小さな防水ポーチやトートバッグを活用している。身体のラインを隠す衣服がないため、肩書き、ブランド物の服、社会的地位といった記号はすべて消滅する。そこにあるのは、年齢や体型の違いを超えた、人間本来の剥き出しの姿だけだ。

夕暮れ時になると、マリーナ沿いのレストランやバーに人々が集まり始める。夜風が冷え込む時間帯には薄手の羽織ものを纏う人もいるが、基本のドレスコードは「裸」。キャンドルの灯火の下でフルコースを味わい、ワイングラスを傾ける光景は、外の世界の高級リゾートと何ら変わりない洗練された空気に満ちている。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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