昭和の遺物のはずが…令和の保育園・小学校で「お尻の痒み」を訴える子どもが急増、今どきの「蟯虫検査」最新事情と見落とされるリスク
昭和の遺物のはずが…令和の保育園・小学校で「お尻の痒み」を訴える子どもが急増、今どきの「蟯虫検査」最新事情と見落とされるリスクに関する主要なデータを丁寧に解説いたします。
蟯虫の最大の特徴は、人間が寝静まった夜間に活動することだ。雌の蟯虫は肛門の周りに這い出てきて、数万個もの卵を産み落とす。この時に分泌される粘液が、耐え難い痒みを引き起こす。
子どもが夜中に何度も目を覚ます、シーツにお尻を擦り付ける、あるいは無意識のうちにお尻を掻きむしり、その手で爪を噛む。こうした行動が見られたら要注意だ。爪の間に挟まった卵が、食事とともに再び口に入り、体内でループする「自己感染」が成立してしまう。イライラや集中力の低下といった精神的な影響も無視できない。