なぜ通報される?何もしてないのに不審者扱いされる真相と法的防衛術

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全国の警察や自治体が配信する「防犯情報メール」やアプリの普及に伴い、通報のハードルは劇的に下がりました。不審者の通報基準は各自治体や学校の防犯マニュアルに委ねられていますが、その多くは「声かけ」「つきまとい」「見分(じっと見つめる)」といった主観的な表現で定義されています。

その結果、「落とし物を教えようと声をかけただけ」「同じ方向に歩いていただけ」という行為が、瞬時に不審者情報として地域一帯に一斉配信されてしまう誤認劇が頻発しています。不審者扱いに対するネットの反応を見ても、SNS上には理不尽な体験談が溢れています。

「公園のベンチで缶コーヒーを飲んでいただけなのに、通りかかった保護者に睨まれ、10分後にパトカーが2台到着した」「迷子に声をかけたら母親に悲鳴を上げられ、警察を呼ばれた」など、善意や無害な日常が一瞬で不審行為へ変換された苦渋の声は枚挙にいとまがありません。

一度配信された不審者情報の誤認削除を求める動きもありますが、警察や教育委員会側は「予防措置」を理由に対応が遅れる傾向があり、地域内での風評被害に苦しむ被害者が後を絶ちません。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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