地層のでき方を徹底解剖!なぜ地面にしま模様が生まれるのか
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地層を観察する際、基本原則となるのが17世紀にステノが提唱した「地層累重の法則」です。地層が逆転するような大規模な地殻変動がない限り、下にある地層ほど古く、上にある地層ほど新しいというシンプルな真理です。この地層の重なり順と年代測定の経緯を知ることで、地層は地球の年表へと姿を変えます。
そして、その年代や当時の環境を教えてくれる決定的なメッセンジャーが「化石」です。化石には役割に応じて明確な2種類が存在し、その見分け方を把握しておくことが不可欠です。
1. 示準化石(しじゅんかせき):時代を教える化石
地層が堆積した「年代(時代)」を特定するための化石です。条件として「生息していた期間が短い(すぐ絶滅した)」「広い地域に分布していた」「個体数が多く化石として残りやすい」という3拍子が揃っている必要があります。 代表例として、古生代のサンヨウチュウやフズリナ、中生代のアンモナイトや恐竜、新生代のナウマンゾウやビカリアが挙げられます。
2. 示相化石(しそうかせき):環境を教える化石
地層が堆積した当時の「環境(気候・水深・地形)」を特定するための化石です。示準化石とは真逆で、「生息できる環境条件が非常に狭く限定されている生物」が該当します。 現代でも同じ環境に生きている生物が目安となり、サンゴ(暖かく透明度の高い浅い海)、アサリやシジミ(アサリは浅い海、シジミは淡水や汽水域)、ブナの葉(涼しく湿潤な気候の陸地)などが典型です。
地質調査では、これらの化石情報に加えて、放射性同位体(炭素14やウラン・鉛法など)を用いた物理的な年代測定技術を掛け合わせることで、数百万年前から数万年前という具体的な年代値が割り出されています。