2026年シーズン到達:大谷翔平と山本由伸の偉業で過熱する「サイヤング賞」の真実と進化する選考基準
2026年シーズン到達:大谷翔平と山本由伸の偉業で過熱する「サイヤング賞」の真実と進化する選考基準にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。
かつては「20勝」という勝ち星の数が選考における絶対的な正義とされていた。投手の勝利数はチーム打撃陣の援護やリリーフ陣の出来に大きく左右される。そのため、近代野球のデータアナリティクス発展に伴い、投手の純粋な能力を測る指標へのシフトが急速に進んだ。
現代の選考において極めて重視されるのが、FIP(野手の守備力に左右されない防御率指標)やWAR(勝利寄与度)、WHIP(1イニングあたりの与四死球・被安打数)、ERA+(球場補正済みの防御率指標)といったセイバーメトリクス数値だ。勝ち星が10勝前後に留まっていても、圧巻の奪三振率や極限まで抑え込まれたFIPを記録した投手が選出されるケースは今や珍しくない。