「憶良らは今は罷らむ」現代語訳と品詞分解!宴会を途中退席した真相を解明
「憶良らは今は罷らむ」現代語訳と品詞分解!宴会を途中退席した真相を解明の概要と注目ポイントを一挙に解説しました。
定期テストや共通テスト対策として必須となる品詞分解と文法事項を整理します。特に文末の助動詞の識別は出題率が極めて高い重要ポイントです。
【品詞分解の詳細】
- 憶良(名詞)
- ら(接尾語:自称に付いて謙譲・親愛の意を表す)
- は(係助詞)
- 今(名詞)
- は(係助詞)
- 罷ら(ラ行四段動詞「罷る(まかる)」の未然形:謙譲語「退出する」)
- む(助動詞「む」の終止形:意志「〜しよう」)
- 子(名詞)
- 泣く(カ行四段動詞「泣く」の終止形)
- らむ(助動詞「らむ」の終止形:現在推量「今ごろ〜しているだろう」)
- それ(指示代名詞) / その(連体詞) ※「その彼の」の場合は「その(連体詞)+彼(代名詞)+の(格助詞)」
- 母(名詞)
- も(係助詞)
- 我(代名詞)
- を(格助詞)
- 待つ(タ行四段動詞「待つ」の終止形)
- らむ(助動詞「らむ」の連体形:現在推量「今ごろ〜しているだろう」)
- ぞ(終助詞:強調)
【テスト頻出チェック項目】
1. 「む」と「らむ」の意味の識別
一句目の「罷らむ」の「む」は未然形接続で話者の意志(〜しよう、退席しよう)を表します。対して二句目の「子泣くらむ」と結びの「待つらむぞ」の「らむ」は終止形接続で現在の事実に対する推量(今ごろ〜しているだろう)を表します。同じ「む」という音を含みながら文法的な機能が全く異なる点は必ず整理しておきましょう。
2. 動詞「罷る」の敬語の種類と意味
「罷る」は「退出す・引き下がる」を意味する謙譲語です。主催者や座にいる人々に対して自らを低めることで敬意を示しています。
3. 句切れの判断
二句「今は罷らむ」で一度文が切れるため、本歌は「二句切れ」と解釈するのが一般的です。