非常口マークの緑と白に隠された秘密!日本発デザインが世界標準へ
話題沸騰中の 非常口マークの緑と白に隠された秘密!日本発デザインが世界標準へについて、主要な情報を整理して公開しています。
小谷松氏の原案は素晴らしかったが、標識として標準化するには洗練が必要だった。そこで白羽の矢が立ったのが、公共サインデザインの第一人者であり、グラフィックデザイン業界を牽引していた太田幸夫氏だ。太田氏は頭部の角度や手足の長さ、全体のシルエットをミリ単位で微調整し、誰もがひと目で理解できる完璧なピクトグラムへと進化させた。
日本で完成したこの新しい標識は、国際標準化機構(ISO)の舞台へと持ち込まれる。当時、欧州各国の提案デザインと激しく競合したが、実験における認識速度と正確さで日本のデザインが圧倒した。その結果、1987年に世界標準として採択され、現在はISO 7010などの国際規格として世界中で採用されている。