「自己」の反対語は他者だけ?哲学や心理学・生物学の対義語を徹底解説
「自己」の反対語は他者だけ?哲学や心理学・生物学の対義語を徹底解説について見逃せない 事実を厳選して解説いたします。
哲学、とりわけ近世の認識論において「自己」の反対語として扱われるのが「客体」です。この文脈では、「自己=主体(認識するもの)」として捉えられます。
必読記事
デカルトやカントに代表される近代哲学では、物事を見る側の意識を「主観」または「主体」とし、見られる側の対象を「客観」あるいは「客体」として厳密に区別しました。つまり、観察や思索を行う「自己」に対して、その意識が向かう外部の世界や観察対象すべてが「客体」となります。
さらに哲学的な掘り下げを行うと、自分自身の感情や行動を客観的に観察する行為は「自己の客体化(自己客観視)」と呼ばれます。この場合、自己の中に「認識する主体」と「認識される客体」が同時に成立することになります。