炭酸水のPh値と健康リスクの真実|歯や胃が溶ける噂の科学的根拠
炭酸水のPh値と健康リスクの真実|歯や胃が溶ける噂の科学的根拠を徹底追究! 知っておきたい トピックの裏側を凝縮して配信します。
炭酸水を巡る言説の中で、消費者が特に見落としがちなのが「フレーバー炭酸水」の組成トラップです。「無糖だから安全」と認識されがちなレモンやグレープフルーツ風味の製品ですが、原材料表示を細かく確認すると、単に香料のみを使用した製品と、味にキレを出すために「クエン酸」や「リンゴ酸」を配合した製品に分かれます。
クエン酸などの有機酸が添加されたフレーバー炭酸水は、pH値が3.5〜4.0付近まで急激に低下します。これはプレーン炭酸水に比べて酸性度が約10倍以上強いことを意味し、エナメル質に対するキレート作用(カルシウムを奪う作用)も格段に高くなります。「無糖だから歯に優しいはず」と信じて柑橘フレーバーの炭酸水を水代わりに終日飲み続ける行為は、歯科医学的には非常にリスキーな盲点と言わざるを得ません。