化学反応式の覚え方|丸暗記不要で得点源にする5つの極意
今注目を集めている 化学反応式の覚え方|丸暗記不要で得点源にする5つの極意について、詳しいまとめをご紹介しています。
では、具体的にどのように反応式を組み立てるべきか。高校化学の反応式の作り方および中学理科における基礎手順は、すべて共通の3ステップで完結します。
ステップ1は「反応物(左辺)」と「生成物(右辺)」を書き出すことです。例えば、メタン(CH₄)の完全燃焼であれば、反応物はメタンと酸素(O₂)、生成物は二酸化炭素(CO₂)と水(H₂O)です。まずは係数を空欄にした状態で「CH₄ + O₂ → CO₂ + H₂O」と配置します。
ステップ2は、原子の数を揃える化学反応式の係数の合わせ方の実践です。ここで用いるのが「目算法」と呼ばれる基本技術です。
化学反応式の目算法のコツは、式の中に登場する回数が最も少ない元素、あるいは構造が最も複雑な分子の係数を「1」と仮定することにあります。メタンの燃焼の場合、炭素(C)を含む分子は左右に1つずつしかないため、CH₄の係数を1と固定します。すると左辺のCは1個、Hは4個と確定します。右辺のCO₂の係数は1(Cが1個)、H₂Oの係数は2(Hが2×2=4個)に決まります。最後に右辺のOの総数(2 + 2 = 4個)を数え、左辺のO₂の係数を2と決定します。「CH₄ + 2O₂ → CO₂ + 2H₂O」の完成です。
単体の酸素(O₂)や水素(H₂)のように、1種類の元素だけでできている分子の係数は必ず「最後に合わせる」のが計算を迷わせない鉄則です。