招聘教授とは?客員・特任との違いや年収・任期の裏側を徹底解剖

招聘教授とは?客員・特任との違いや年収・任期の裏側を徹底解剖についての真相をご紹介します。

Q1:招聘教授と客員教授は、どちらが偉い(序列が上)のですか?
A1:両者の間に明確な上下関係はありません。どちらも専任教員ではない外部人材向けの特別枠です。強いて言えば、客員教授が定常的・一般的な制度であるのに対し、招聘教授は「大学側が特別なプロジェクトや教育のために名指しで招請した」というニュアンスが強く、大学によっては客員教授よりも格上の待遇として位置づけている場合があります。

Q2:招聘教授の任期が終わった後はどうなりますか?
A2:規程に基づき退任となるのが通例です。契約期間満了(通常1年〜最長5年)に伴い、学則上の肩書は消滅します。ただし、特段の教育研究上の功績があった場合は、大学から「名誉教授」の称号が授与されたり、引き続き無報酬のフェローや顧問としてアドバイザー契約を結び直す例外的なケースもあります。

Q3:学位(修士や博士)を持っていなくても招聘教授になれますか?
A3:十分に可能です。文部科学省の大学設置基準では、専任教員であっても「専攻分野について、特に優れた知識及び経験を有すると認められる者」は教授になれると規定されています。特に招聘教授は学外の実践的な知見を評価されて招かれるため、最終学歴よりも実社会での事業実績、社会的知名度、特殊な実務能力が重視されます。

Q4:海外の大学における「Visiting Professor」とは同じものですか?
A4:直訳すれば該当しますが、欧米の「Visiting Professor」は、他大学で既にテニュア(終身雇用権)を持つ正教授がサバティカル(研究休暇)等を利用して一定期間滞在し、現地の専任教員と同等の研究・講義を行うケースが中心です。日本の私立大で見られる「実務家や著名人のブランディング目的の非常勤登用」とは実態が異なる場合があります。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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