平成のインターネットはなぜ熱かった?黎明期からFlash黄金期の真実

平成のインターネットはなぜ熱かった?黎明期からFlash黄金期の真実の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

平成ネットのもうひとつの巨大な柱が、巨大匿名掲示板と個人アニメーションが生んだアンダーグラウンド発のカルチャーです。1999年5月に西村博之(ひろゆき)氏によって開設された2ちゃんねる発祥の経緯は、先行していた掲示板「あやしいわーるど」などのアングラ文化を受け継ぎつつ、完全匿名制とスレッドフロート型掲示板のシステムを確立した点にありました。

「半年ROMれ(初心者は半年間書き込まずに場の空気を読め)」「教えて君はお断り」「自己責任」といった自己規律が求められる一方、固定ハンドルネームを排除したことで本音と悪意、そして並外れた連帯感が同居する実験場となります。2004年に同掲示板の書き込みから書籍化・映画化された『電車男』の純愛物語は、オタク文化とネットコミュニティが市民権を得る歴史的転換点となりました。

2000年代初頭のブロードバンド普及期には、Macromedia Flash(のちにAdobe Flash)を用いたFLASH動画黄金期が訪れます。当時の通信速度でも軽量に動くベクターグラフィックスの利点を生かし、個人クリエイターが音楽とアニメーションを融合させた秀逸な作品を次々と発表しました。

これらが融合して生まれたネットミーム平成まとめを紐解くと、アスキーアート(AA)から誕生した「モナー」「ギコ猫」、オゾンの楽曲に当て字の歌詞を付けた「恋のマイアヒ」、ペリーの肖像画にコミカルなアフレコを当てた「ペリー来航」、自主制作アニメの傑作『Nightmare City』など、枚挙に暇がありません。企業主導のプロモーションではなく、ネット有志の「面白いから共有する」という純粋な熱狂が、数々のサブカルチャーを生み出していったのです。

森 瞳

森 瞳

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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