95%信頼区間の罠!「確率95%で入る」の誤解と正しい計算方法

95%信頼区間の罠!「確率95%で入る」の誤解と正しい計算方法をマスターするためのおすすめの方法をピックアップして解説します。

Q1:なぜ統計学では90%や99%ではなく「95%」が標準として使われるのですか?
A1:近代統計学の父と呼ばれるロナルド・フィッシャーが、農業試験の文脈で「およそ20回に1回(5%)の稀な事象を偶然とは言えない基準にしよう」と提唱した慣習が定着したためです。論理的な絶対基準ではなく、実用的なバランスの良さからデファクトスタンダードとして用いられています。

Q2:サンプルサイズ(n)を極端に増やすと95%信頼区間はどうなりますか?
A2:標準誤差はs / √nで計算されるため、サンプル数を増やすほど標準誤差がゼロに近づき、信頼区間の幅は極めて狭くなります。母平均の真の値の所在をよりピンポイントに特定できるようになります。

Q3:どうしても「この区間に母平均が入る確率が95%」と言いたい場合はどうすればよいですか?
A3:ベイズ統計学の「確信区間(または信用区間:Credible Interval)」を用います。ベイズ統計では母数を確率変数として扱うため、「真の値が指定した区間に95%の確率で含まれる」という解釈が数学的に正当化されます。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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