小鳴門橋の歴史と現在を徹底取材!日本初斜張橋の全貌と通行情報
小鳴門橋の歴史と現在を徹底取材!日本初斜張橋の全貌と通行情報にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。
小鳴門橋を語る上で欠かせない最大のファクトが、「日本初の本格的な近代斜張橋」という土木史上の偉業です。
架橋前、本土と大毛島・島田島の間は渡し船(渡船)に頼っており、荒天時の孤立や物流の停滞が長年の地域課題でした。鳴門市と徳島県は悲願の架橋事業に着手し、1959年に着工、1961年(昭和36年)に小鳴門橋を完成させました。橋長は約441.4メートル、中央径間は160メートルに達します。
当時、世界的に実用化が始まったばかりだったドイツの斜張橋技術を日本の道路橋として初導入。主塔から斜めに張られたワイヤーロープ(ステイケーブル)が桁を直接吊るす斬新な構造美は、全国の橋梁技術者たちに計り知れない衝撃を与えました。この小鳴門橋で培われた斜張橋の設計・架設ノウハウが、後の本四連絡橋や全国の巨大斜張橋建設へと受け継がれていったのです。