四国の国立大学徹底比較!序列と偏差値・就職の強さの真実【2026】

四国の国立大学徹底比較!序列と偏差値・就職の強さの真実【2026】の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。

受験市場において語られがちな四国国立大学序列ですが、総合大学4校(愛媛・香川・徳島・高知)に教員養成単科大学の鳴門教育大学を加えた5校は、看板学部の系統が全く異なるため、単純な「上・下」の一次元的なランキングづけは現場の実態を反映していません。大手予備校の最新模試データをもとにした四国の国立大学偏差値ランキングの動向を見ると、学問分野ごとの明確な棲み分けが浮き彫りになります。

医療・理工系において圧倒的な存在感を示すのが徳島大学です。旧制徳島医科大学を母体とする徳島大学医学部難易度は西日本屈指であり、河合塾や駿台予備学校の偏差値帯でも65.0〜67.5を維持し、四国エリアの学術的ヒエラルキーの頂点に位置します。さらに薬学部や理工学部光システムコースなど、旧帝大に迫る研究実績を誇る分野を擁している点が特徴です。

文系分野では、旧高松経済専門学校の流れを汲む香川大学経済学部および法学部が伝統的に高い評価を維持しています。四国で唯一の国立法学部を設置している香川大学は、四国・山陽・関西圏の法曹界や公務員志望層から根強い支持を集めます。一方、愛媛大学は松山市中心部に大規模な都市型キャンパスを構え、四国最大の学生数を誇る総合大学としてバランスの取れた難度(偏差値47.5〜52.5)を形成しています。

大学名詳細・数値データ(看板学部/目安偏差値)一般的な基準・相場(国公立内)編集部の見解・評価徳島大学医学部(医:65.0〜67.5 / 歯・薬:52.5〜57.5)
理工学部(47.5〜52.5)中堅〜上位国立(医薬系は難関水準)LED研究など世界的実績を持つ研究機関。医歯薬・工学に特化した理系主導型。香川大学法学部・経済学部(50.0〜55.0)
創造工学部・医学部(医:65.0)中堅国立(四国随一の文系拠点)四国唯一の法学部を擁し、岡山・関西への就職に強み。実務教育に定評あり。愛媛大学法文学部・教育学部・社会共創学部・農学部(47.5〜52.5)
工学部・医学部(医:65.0)地方基幹総合大学四国最大の規模と学生数を誇る。松山市街地の好立地でキャンパスライフの満足度が高い。高知大学人文社会科学部・教育学部・理工学部・農林海洋科学部・地域協働学部(45.0〜50.0)
医学部(医:62.5〜65.0)中堅国立(海洋・地域系に独自性)黒潮圏研究や地域創生など実践的フィールドワークが強み。穴場学部も存在。鳴門教育大学学校教育学部(50.0前後)教員養成特化型単科国立教員採用率は全国トップクラス。教職大学院との連携で現場指導力に定評。
中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest