顔にロコイド軟膏は安全?ステロイド強さと期間・副作用の真実
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ステロイド外用薬は薬効の強さに応じて「Strongest(最も強力)」「Very Strong(非常に強力)」「Strong(強力)」「Medium(中等度)」「Weak(弱い)」の5つのランクに分類されています。この中でロコイド軟膏は下から2番目の「Medium(ミディアム群)」に位置づけられています。
顔の皮膚は腕や足に比べて角質層が非常に薄く、薬剤の吸収率が腕(前腕内側)の約13倍に達します。そのため、体幹部であればStrongクラスを使うような強い炎症であっても、顔面には吸収性の高さを考慮してマイルドに効くロコイド軟膏が第一選択となるケースが多いのです。
その穏やかな作用機序から、皮膚のバリア機能が未発達な乳幼児や赤ちゃんの顔の湿疹(乳児湿疹やアトピー性皮膚炎の初期病変など)に対しても安全に使用できる標準薬として信頼されています。乳幼児に処方される際は、刺激をさらに緩和したり塗布しやすくしたりする目的で、白色ワセリンを高純度に精製した「プロペト」と混ぜる処方が行われることも珍しくありません。