全国最高気温40度超えの真相!歴代記録と気象庁データ徹底分析
全国最高気温40度超えの真相!歴代記録と気象庁データ徹底分析に関する深掘り記事を分かりやすく解説します。関心のある方は必見です。
気温が40℃の大台に乗る際、必ずと言ってよいほど気象解説で登場するのが「フェーン現象」です。この現象には、力学的フェーンと熱力学的フェーンの2つの側面が存在します。
湿った空気が山脈に衝突して上昇すると、水蒸気が雨として凝縮する過程で熱(潜熱)を放出します。水分を失って乾いた空気は、山頂を越えて反対側の斜面を下降する際、乾燥断熱減率(約100mにつき1℃上昇)に従って急速に温度を上げます。湿潤時の温度低下率(約100mにつき0.5℃低下)よりも下降時の温度上昇率の方が大きいため、山の麓に到達した風は出発前よりも高温かつ極度に乾燥した熱風へと変貌します。
さらに、上空の高温な空気層が強風によって強制的に地上へ引きずり降ろされる力学的プロセスも加わることで、午前中の早い段階から一気に気温が跳ね上がる事態が引き起こされます。