髙地優吾はなぜジャニーズへ?応募の裏事情と異色のキャリアを徹底検証

髙地優吾はなぜジャニーズへ?応募の裏事情と異色のキャリアを徹底検証について見逃せない 注意点を分かりやすく解説いたします。

入所直後の歩みは、周囲が息を呑むほどの超スピード出世でした。入所からわずか数週間後、中島健人、菊池風磨、松村北斗で構成されていたユニットに髙地が電撃加入し、「B.I.Shadow」が結成されます。さらに、中山優馬を加えた「中山優馬 w/B.I.Shadow」、そして期間限定ユニット「NYC boys」として、入所からわずか7ヶ月足らずで『第60回NHK紅白歌合戦』のステージに立つという、ジャニーズ史上でも前例のない大抜擢を受けました。

しかし、この華々しいロケットスタートの裏で、髙地本人の心は激しく軋んでいました。当時のインタビューや手記において、本人は「ダンスも歌も追いつかず、立ち位置の番号すら理解できないまま大舞台に立たされ、恐怖とプレッシャーで毎日押しつぶされそうだった」と述懐しています。周囲のJr.たちから向けられる羨望と嫉妬の視線も、経験の浅い中学生の心を容赦なくすり減らしていきました。

最大の転機であり試練となったのが、2011年9月のSexy Zone結成発表です。B.I.Shadowから中島健人と菊池風磨の2名が選ばれ、髙地優吾と松村北斗は選抜から漏れる形となりました。事実上、B.I.Shadowは自然消滅。昨日まで同じステージで背中を預け合っていた仲間が華々しくデビューを飾る一方、髙地と松村はバックダンサーへと逆戻りする屈辱を味わいます。

「この世界は自分のいる場所ではない」「大学進学を機に事務所を辞めて普通の生活に戻ろう」――髙地が本気で退所を考えた瞬間でした。その失意の底から彼を救い上げたのが、2012年に放送された深夜ドラマ『私立バカレア高校』(日本テレビ系)です。

森本慎太郎、松村北斗、京本大我、田中樹、ジェシー、そして髙地優吾の6人が集められた同作は、深夜枠ながら異例のヒットを記録。「バカレア組」としてファンの間で絶大な支持を集めました。しかし、ドラマ終了後は再びユニットとしての活動が途絶え、6人はバラバラの現場で燻る日々を過ごします。「もう一度、あの6人でやり直したい」という強い情熱を抱いたジェシーの呼びかけに、髙地を含むメンバーが呼応。事務所の上層部に直談判を行い、2015年5月1日、シアタークリエのステージ上で「SixTONES」の結成が正式発表されました。

自分から望んで入ったわけではない芸能界で、過酷な選抜落ちとアイデンティティの危機を乗り越えた髙地。彼は「仲間と共につかみ取った居場所」であるSixTONESを守り抜くため、自らの意志でこの世界に骨を埋める覚悟を決めたのです。

松本 悠斗

松本 悠斗

サステナビリティ研究家

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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