【十和利山熊襲撃事件】なぜ史上最悪の惨劇に?遺族と猟師が明かす衝撃の真相
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豊かな山菜の宝庫として知られる秋田県鹿角市の十和利山。しかし、この美しい山々は2016年春、凄惨な流血の現場へと姿を変えた。背景にあったのは、タケノコ(ネマガリダケ)の豊作と、それを求めて奥山へと深く入っていく人間の存在だ。
ツキノワグマは本来、警戒心が強く人間との接触を恐れる性格を持つ。だが、この地に潜んでいた特定の個体は違っていた。人が残した生ゴミや獲物のタケノコを味わううちに人間への恐怖心を失い、やがて人間そのものを「容易に捕獲できる食物」として視認し始めたのだ。密生するネマガリダケは視界を遮り、人間にとっては逃げ場のない罠となった。