熱性けいれんは何歳まで?ピーク年齢と救急車の判断基準・最新ガイドライン
熱性けいれんは何歳まで?ピーク年齢と救急車の判断基準・最新ガイドラインとはどんな影響があるのか? 主要なファクトを整理してお届けします。
熱性けいれんの再発予防薬として広く知られているのが、抗不安薬・抗けいれん薬のジアゼパム坐剤(商品名:ダイアップ坐剤)です。以前は一度でもけいれんを起こすと予防的に処方されるケースもありましたが、近年のガイドラインでは「全ての子どもにルーチンで投与することは推奨しない」という方針が明確になっています。
ダイアップは発熱時(37.5〜38.0度を目安)に1回目を挿入し、その8時間後に熱が続いていれば2回目を挿入するという使い方をします。しかし、薬の副作用として「ふらつき」「眠気」「興奮・多動」などが出現し、病状による意識障害との見分けがつきにくくなるデメリットもあります。
現在ダイアップの予防投与が検討されるのは、主に以下のような「遷延性発作(長時間発作)のリスクが高い」と医師が判断した症例です。
- 過去に15分以上続く長時間のけいれんを起こしたことがある
- 複合型熱性けいれんの特徴を持ち、複数回の再発を繰り返している
- 短時間の発作であっても、発作頻度が極めて高く保護者の心理的負担が大きい場合
子どもの発症歴や持病、家族の状況に応じて医師が総合的に判断するため、予防薬が必要かどうかはかかりつけの小児科医としっかり相談して決定します。