アウトレットはなぜ安いのか?専用品の驚き構造とプロの見分け方

アウトレットはなぜ安いのか?専用品の驚き構造とプロの見分け方とはどのようなものなのか? 背景や要点を簡潔に解説します。

かつて欧米の工場敷地内で誕生したファクトリー・アウトレットは、製造過程で生じたキズ物やサンプル品を地元住民に格安で直接販売する仕組みだった。しかし、現在の巨大リゾート型モールに並ぶ商品の大半は、そうした偶然の産物ではない。

現在のアパレル・小売業界において、アウトレット店頭に並ぶアイテムの過半数、店舗によっては7割から8割がアウトレット専売品(専用企画商品)で占められている。これは「定価で売れ残った服」ではなく、「最初からアウトレットモールで割引価格で売ることを前提に企画・製造された服」を意味する。

プロパー品(正規店向け通常商品)と同じブランドネームが縫い付けられていても、素材の混率を変える、裏地やボタンの仕様を簡素化する、あるいは縫製工程を減らすといったコストダウンが施されている。これにより、ブランド側は高い粗利益率を保ちながら「50%オフ」という魅力的なプライスタグを堂々と掲げることができるわけだ。消費者は「高級品が半額になった」と錯覚するが、実質的にはその価格に見合った専用のプロダクトを購入しているケースが少なくない。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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