水戸黄門「風車の弥七」歴代俳優一覧と交代劇の真相!初代と2代目の軌跡
今注目を集めている 水戸黄門「風車の弥七」歴代俳優一覧と交代劇の真相!初代と2代目の軌跡について、詳しいまとめを整理して公開しています。
1969年8月の放送開始以来、東野英治郎さん、西村晃さん、佐野浅夫さんと歴代の水戸光圀が代替わりする中でも、弥七役の中谷一郎さんは常に変わらぬ鋭い眼光と身軽なアクションで番組の屋根骨を支えてきました。風車の弥七は元々伊賀忍者でありながら義賊となり、光圀の人徳に惚れ込んで影の護衛を務めるという複雑な背景を持ちます。中谷さんはその哀愁とニヒリズムを見事に体現していました。
しかし、1990年代後半に入ると中谷さんの体調に異変が生じます。現場関係者や当時の報道資料によると、1999年の第27部撮影中に体調不良を訴え、検査の結果「大腸がん」が判明。過酷なロケ撮影を続けることが困難となり、無念の途中降板を余儀なくされました。
当時、中谷さんは復帰への強い意志を抱いて闘病生活に入りましたが、その後も心筋梗塞や肺がんを併発。懸命な治療が続けられたものの、2004年4月1日に73歳でこの世を去りました。第1部から数えて30年、出演回数にして750回を超える大記録は、時代劇専門俳優としての誇りと執念の結晶でした。
制作スタッフや共演陣は「弥七=中谷一郎」というファンの強い思い入れを何よりも理解していました。そのため、降板後および逝去後もすぐに代役を立てることはせず、弥七というキャラクター自体を旅籠の留守番や別行動という設定にして表舞台から遠ざけ、約8年間にわたり欠番扱いとしたのです。