カフェオレとカフェラテの違いは?抽出法やミルク比率の真実を解明

カフェオレとカフェラテの違いは?抽出法やミルク比率の真実を解明についての真相をお届けします。

都内のスペシャリティコーヒー店でカウンターに立つ現役バリスタに現場のリアルを聞くと、注文時の興味深い傾向が見えてきます。

「お客様から『苦いのが苦手だからカフェラテにする』という声をよく聞きます。ですが、実はコーヒー自体の苦味・パンチをより強く保持しているのはエスプレッソを使うカフェラテの方です。ミルクの量が8割と多いためにマイルドに感じられますが、乳脂肪の重みによって胃にずっしり残る感覚を持つ方も少なくありません」

SNSや知恵袋などの投稿を分析しても、「市販のペットボトルのカフェオレは甘いのに、純喫茶で頼んだら無糖で苦かった」「ラテを朝一番に飲むとお腹が重くなる」といった声が散見されます。市販の加工乳製品における「カフェオレ」という呼称が、砂糖をたっぷり添加した甘いコーヒー牛乳の代名詞として定着してしまったことが、本来の定義とのギャップを生む要因となっています。

また、バリスタ技術における核心は「ミルクの甘みを引き出す温度管理」にあります。牛乳に含まれる乳糖は、60℃〜65℃の温度帯で最も甘みを強く感じる特性を持ちます。70℃を超えるとタンパク質が熱変性して特有の加熱臭が出てしまい、甘みが損なわれます。カフェラテのシルキーな口当たりは、この緻密な温度コントロールによって砂糖なしでもデザートのような甘さを演出している現場の職人技によるものです。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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