アブとブヨの違いと刺された時の危険性!激しい腫れ・かゆみ対処法
アブとブヨの違いと刺された時の危険性!激しい腫れ・かゆみ対処法の詳細解説をお届けします。役立つ情報が詰まっています。
アブとブヨはどちらもハエ目(双翅目)に属する吸血昆虫ですが、その生態や外見、吸血のアプローチには明確な違いがあります。現場で素早く見分けるための特徴を整理しました。
まずアブ(虻)は、体長が約15mm〜30mmと大型で、ハチやハエに似たずんぐりした体躯をしています。複眼がエメラルドグリーンや縞模様に輝いている個体も多く、飛行時には「ブーン」という低い羽音を立てて直線的に素早く飛び回ります。対するブヨ(蚋・ブユ・ブト)は、体長がわずか約2mm〜5mm程度しかありません。コバエや黒ゴマ粒のような外見をしており、羽音もほとんど聞こえないため、肌にとまっても気づきにくいのが特徴です。
両者の最大の違いは「吸血の仕方」にあります。蚊のように細い針を刺すのではなく、アブはハサミのような鋭い大顎で皮膚を切り裂いてにじみ出た血液を吸います。そのため、噛まれた瞬間に「チクッ」という強い痛みが走ります。一方のブヨは、ノコギリ状の口器で皮膚を噛みちぎって吸血し、その際に麻酔成分と抗凝血成分を含んだ唾液を注入します。この麻酔作用により、刺されている最中は痛みを感じにくく、気づいた時には出血点(赤い点)だけが残っているケースが目立ちます。