採血の成否を分ける駆血帯の極意!血管怒張と神経損傷回避の技術

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ここ数年、医療機器産業における駆血帯のイノベーションは著しい。かつて主流だった天然ゴムチューブは、患者および医療従事者のラテックスアレルギー予防の観点から、エラストマー製やシリコン製のラテックスフリー素材へと急速に置き換わった。

現場で導入が進む最新モデルは大きく分けて3タイプ存在する。

ひとつ目は、ボタン操作ひとつで瞬時にリリースできる「プラスチックバックル式」。片手でテンション調整から解除まで行えるため、操作性に優れる。ふたつ目は、感染対策として注目される「ディスポーザブル(使い捨て)ロール式」。多剤耐性菌の接触感染を防ぐため、患者ごとの単回使用を前提とした不織布・薄手樹脂タイプだ。そして3つ目は、肌触りが良く締め付け圧を面で分散させる「幅広ベルクロタイプ」。高齢者の脆弱な皮膚へのダメージを減らす目的で重宝されている。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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