船越保武が生涯で追い求めた「祈り」の正体と息子・桂への遺産
船越保武が生涯で追い求めた「祈り」の正体と息子・桂への遺産の全体像を分かりやすくまとめてご紹介します。
Q1:船越保武と舟越桂の名前の漢字(船と舟)が違うのはなぜですか?
A1:戸籍上の正式な苗字は「舟越」ですが、保武氏は画壇デビュー初期に「船越」の表記を用いていた時期があり、美術文献や施設によって両方の表記が使われています。息子である桂氏らは本姓である「舟越」名義で活動しています。
Q2:船越保武の彫刻を東京近郊で手軽に見られる場所はありますか?
A2:東京国立近代美術館や世田谷美術館などの公立美術館に名作が所蔵されているほか、八王子市の上柚木公園や都内のカトリック教会、大学キャンパスのモニュメントとして屋外設置されている作品を鑑賞することができます。
Q3:晩年の「左手彫刻」の代表作にはどのような作品がありますか?
A3:右半身麻痺後に左手だけで制作された『ゴルゴダ』や『病めるダミアン』、『聖クララ』などの頭像・首像が有名です。古典的な滑らかさとは異なる、粘土の荒々しい塊感と指の跡が強烈な生々しさを放っています。