忍者ハットリくんの歌の真相|歴代歌手と名曲誕生の裏側を徹底追跡
今注目を集めている 忍者ハットリくんの歌の真相|歴代歌手と名曲誕生の裏側を徹底追跡について、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。
オープニングの熱狂とは対照的に、放送終了時の夕暮れ時に子供たちの心を優しく包み込んだのが、アニソン界の女王・大杉久美子さんが歌ったエンディングテーマです。
初代ED曲「ねぇハットリくん」は、ヒロインの河合夢子ちゃん目線でハットリくんへの素朴な疑問や好意を語りかける可憐なワルツ。大杉さんの澄み切ったクリスタルボイスが、忍者という異形の存在を「町の中に溶け込む頼もしいお兄ちゃん」へと着地させる決定的な役割を果たしました。
さらに見逃せないのが、劇中でも屈指の人気を誇った忍者犬・シシ丸を主役に据えた名曲「シシ丸のうた」です。
大好物の「ちくわ」への執着をコミカルに描きつつも、「犬だってつらいんだ」「たまにはほめてほしい」という愛らしい本音が滲むこの曲は、挿入歌でありながら当時のリクエスト番組で上位の常連となりました。メインテーマを盛り上げる脇役たちにも独立したテーマ曲を用意し、ドラマを重層的に見せるというシンエイ動画と日本コロムビアの手腕は、1980年代のアニメ音楽ビジネスの完成度の高さを如実に物語っています。