正方形の面積の求め方を徹底解剖!対角線を使う裏ワザと公式の真相
正方形の面積の求め方を徹底解剖!対角線を使う裏ワザと公式の真相に関する深掘り解説を詳しく解説いたします。
中学入試やハイレベルな実力テストで頻出するのが、「1辺の長さが伏せられ、対角線の長さだけが指定されている正方形」の求積問題です。ここで絶大な威力を発揮するのが、対角線を使った正方形の面積の求め方です。
正方形の面積 = 対角線 × 対角線 ÷ 2
たとえば、対角線の長さが10cmの正方形であれば、「10 × 10 ÷ 2 = 50」となり、瞬時に50cm²という解が導き出せます。しかし、なぜこの計算式で正方形の面積が求まるのでしょうか。対角線×対角線÷2の公式の理由には、目から鱗が落ちるような鮮やかな幾何学的証明が存在します。 その秘密は、ひし形の公式との共通点と違いにあります。図形の定義を振り返ると、ひし形とは「4つの辺の長さがすべて等しい四角形」です。正方形は4辺が等しいうえに4つの角がすべて直角であるため、「ひし形の条件を完全に満たした特別なひし形」と見なすことができます。 ひし形は2本の対角線が互いに直角に交わる性質を持っており、その面積は「対角線 × 対角線 ÷ 2」で求められます。正方形もまた、2本の対角線がまったく同じ長さで直交するため、ひし形の公式がそのまま100%適用できるのです。 視覚的に証明する場合、対象の正方形の外側に対角線と平行な4本の直線を引いてみてください。すると、元の正方形をすっぽり囲む「大きな正方形」が完成します。この外側の正方形の1辺の長さは、元の正方形の対角線の長さと完全に一致します。 外側の正方形の面積は「対角線 × 対角線」で求まり、元の正方形はその外側の正方形を4つの直角二等辺三角形に二等分した形になっているため、全体を「÷ 2」することで、内側の正方形の面積が導き出される仕組みです。