エクセル最小二乗法の極意!散布図やLinest関数で傾き切片を瞬時に導く技
エクセル最小二乗法の極意!散布図やLinest関数で傾き切片を瞬時に導く技にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。
要因が1つだけの単回帰分析にとどまらず、売上に対して「店舗面積」「駅からの距離」「競合店舗数」といった複数の要素がどう影響しているかを同時に解き明かすには、重回帰分析が必要になります。この領域では、エクセルに標準搭載されている「データ分析ツール」の出番です。
データ分析アドインの有効化手順:
上部メニューの「データ」タブの右端に「データ分析」のボタンが見当たらない場合は、アドインが無効化されています。「ファイル」>「オプション」>「アドイン」を開き、画面下部の「設定」ボタンを押して「分析ツール」にチェックを入れ、OKをクリックすれば即座に使用可能になります。
重回帰分析の実践ステップ:
- 「データ」タブの「データ分析」をクリックし、リストから「回帰分析」を選択します。
- 「入力y範囲」に目的変数(例:売上高の1列)を指定します。
- 「入力x範囲」に説明変数(例:店舗面積、駅徒歩分数、競合数の複数列)をまとめて指定します。※このとき、説明変数の列はワークシート上で隣接して配置されている必要があります。
- 「ラベル」にチェックを入れ(データの先頭行に見出しを含めている場合)、出力先を指定して「OK」をクリックします。
出力されたサマリー出力シートには、決定係数(重相関係数Rや補正R2)はもちろん、各説明変数の「P値」が明記されます。一般的にP値が0.05(5%)未満であれば、その変数は偶然ではなく統計的に有意な影響を与えていると判断できます。無意味な変数を削ぎ落とし、真にインパクトのある要素を特定するプロセスこそ、データ主導型ビジネスの本質です。