ファンモン『あとひとつ』歌詞の意味と田中将大が起こした奇跡の全真相

ファンモン『あとひとつ』歌詞の意味と田中将大が起こした奇跡の全真相に関する主要なデータを分かりやすく解説いたします。

『あとひとつ』を語る上で欠かせないのが、「あとひとつ 田中将大 登場曲」としての歴史と、PV出演から始まった魂の共鳴です。ファンモンのシングルといえば著名人の顔写真を全面に出したジャケット写真が代名詞ですが、本作の「あとひとつ PV 出演者」に抜擢されたのが、当時プロ4年目を迎えていた東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大投手でした。

田中投手自身が駒澤大学苫小牧高校時代に甲子園で激闘を繰り広げ、あと一歩で連覇を逃した悔しさを経験していたことから、楽曲のオファーを快諾。PV内ではユニフォーム姿でマウンドに立ち、悔しさと未来を見据える真剣な眼差しを披露しています。

そしてこの絆は、2013年11月3日の楽天球団創設初の日本一がかかった日本シリーズ第7戦(対読売ジャイアンツ戦)で最高潮に達します。前日に160球を投げて完投負けを喫していた田中投手が、9回表の最終回、抑えとしてマウンドに向かうべくリリーフカーから降り立ちました。

当時の特番インタビューや実況録音でも記録されている通り、日本製紙クリネックススタジアム宮城(現・楽天モバイルパーク宮城)に『あとひとつ』のイントロが流れた瞬間、スタジアムを埋め尽くした2万6000人超の観客が自然発生的に大合唱を開始しました。球場全体が震えるような感動の合唱の中で田中投手は巨人の強力打線を抑え込み、胴上げ投手となったのです。音楽とスポーツが一体となり、人々の記憶に刻まれた瞬間でした。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest