リウマチと膠原病の違いとは?初期症状のサインから受診科まで徹底解説
リウマチと膠原病の違いとは?初期症状のサインから受診科まで徹底解説について押さえておきたい 理由を分かりやすい構成で解説いたします。
リウマチや膠原病の診断は、自覚症状だけでなく、血液検査・尿検査・画像検査を組み合わせて総合的に行われます。健康診断などで「抗核抗体(ANA)陽性」と判定されて慌てる受診者も多いですが、この数値の正しい理解が必要です。
抗核抗体とは、自分自身の細胞の核を攻撃してしまう抗体の総称です。この数値が40倍や80倍といった低力価で陽性に出ても、無症状の健康な人(特に女性)の10〜20%で陽性反応が見られます。そのため、「陽性=即座に膠原病」ではなく、どのタイプの特異抗体(抗ds-DNA抗体、抗SS-A抗体など)が存在するかをさらに詳しく調べることが診断の決め手になります。
関節リウマチの確定診断においては、以下の指標が重視されます。
- リウマトイド因子(RF):リウマチ患者の70〜80%で陽性となるが、他の膠原病や肝疾患でも陽性化することがある。
- 抗CCP抗体(抗環状シトルリン化ペプチド抗体):リウマチに対する特異度が極めて高く、発症ごく初期から陽性を示す最重要マーカー。
- 炎症反応マーカー(CRP・赤沈):体内でどれだけ炎症が燃え盛っているかの勢いを測る指標。
- 関節超音波(エコー)検査・MRI:従来のX線レントゲンでは写らない、ごく初期の「滑膜の炎症」や「微小な骨びらん」を可視化する必須の画像診断。