鶴田浩二『傷だらけの人生』撮影秘話と不朽の名曲に隠された真実
鶴田浩二『傷だらけの人生』撮影秘話と不朽の名曲に隠された真実を徹底追究! 知っておきたい トピックの裏側を凝縮して配信します。
1970年代初頭の日本は、高度経済成長の歪みが影を落とし始めた激動の過渡期にあった。そんな中、1970年12月にリリースされた楽曲『傷だらけの人生』は、瞬く間に日本中の街角へ浸透していく。「古い奴だとお思いでしょうが」というあまりにも有名な台詞から始まるこの歌謡曲は、時代の片隅へと追いやられゆく者のやるせなさと誇りを代弁し、第13回日本レコード大賞大衆賞を受賞する社会現象となった。
映画会社各社がしのぎを削る中、この特大ヒットを見逃すはずがなかった。鶴田浩二が所属する東映は即座に映画化を決定。楽曲の持つ哀切な世界観をベースに、義理と人情の狭間で苦悩する男の生き様を描き出すプロジェクトが猛スピードで動き出した。