ドレミは何語?英語ではない驚きの起源と世界の音階表記を徹底解説
ドレミは何語?英語ではない驚きの起源と世界の音階表記を徹底解説の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でまとめました。
Q1:英語圏の人に「ドレミファソラシド」と言っても通じませんか?
A1:映画『サウンド・オブ・ミュージック』の知名度があるため、単語としての「Do-Re-Mi」自体は多くの人に認識されます。ただし、日常会話やバンドの現場で「次の音はレ(Re)だよ」と言っても、音階の特定の高さを指す言葉としては認識されません。海外の現場では必ず「D(ディー)」と伝えなければコミュニケーションが成立しない点に注意が必要です。
Q2:なぜ日本の学校教育では、わざわざ難しい「ハニホヘトイロ」を教えるのですか?
A2:明治時代に西洋音楽を日本へ導入した際、当時の文部省が「ドレミ」を音名として定着させる一方で、調性(長調・短調)の体系を日本語の「いろは歌」に当てはめて公的な音楽教育用語として体系化した名残です。「C=ハ」「A=イ」と対応させることで、自国の文字体系を用いた学術的な整理を試みた歴史的背景があります。
Q3:なぜドレミの始まりは「A(ラ)」ではなく「C(ド)」なのですか?
A3:音名のアルファベット(A・B・C...)は、古代ギリシャの音楽理論において「男性の最も低い声域の基準音」を「A(ラ)」と設定したことから始まりました。一方、中世以降の音楽理論の発展において、長音階(明るい響きのメジャースケール)の構造を作った際、ピアノの白鍵だけで臨時記号(シャープやフラット)を一切使わずに弾ける最も都合の良い基音が、たまたま3番目の「C」の位置に該当したため、「C=ド」を起点とする体系が主流となりました。