帯状疱疹の検査と診断手順|費用や何科を受診すべきか徹底解説
帯状疱疹の検査と診断手順|費用や何科を受診すべきか徹底解説の全体像を丁寧に掘り下げてご紹介します。
帯状疱疹が疑われる症状が出た際、最初に直面するのが「何科を受診すべきか」という選択です。結論から言えば、最優先で受診すべき診療科は皮膚科です。帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)が神経節から皮膚へと移動して炎症を起こす病気であるため、皮膚科専門医による皮疹の性状観察がもっとも確実な診断の出発点となります。
初期症状として皮膚に目立った変化がなく、肋骨周辺や腰、顔面などに帯状疱疹特有のピリピリ・チクチクとした神経痛だけが先行する場合、内科や整形外科、ペインクリニックを受診するケースも散見されます。しかし、痛む部位にわずかでも赤い斑点(紅斑)や小さな水疱(小水疱)が現れた場合は、速やかに皮膚科へ切り替える、あるいは皮膚科を併設した総合クリニックを受診するのが鉄則です。
特に注意を要するのが、目の周囲や耳の周辺に症状が出現した場合です。目の周りであれば角膜炎や失明リスクを回避するために眼科、耳の周囲や顔面麻痺の兆候(ラムゼイ・ハント症候群)が疑われる場合は耳鼻咽喉科との連携が不可欠となります。自己判断で湿布や市販の鎮痛薬を使って様子見を続けることは、ウイルスが増殖する貴重な初期時間を浪費することにつながります。