口内炎に塩水は逆効果?直接塗る危険性と痛みを防ぐ正しい治し方

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古くから「口内炎には塩をすり込めば治る」「濃い塩水でうがいをすると消毒になる」といった民間療法が信じられてきました。しかし、口内炎に対する殺菌効果と民間療法の真偽を科学的に検証すると、そのメカニズムには大きな誤解が含まれていることが分かります。

一般的な口内炎の大半を占めるのは、白く丸い潰瘍ができるアフタ性口内炎です。これは単に細菌が繁殖して起きる感染症ではなく、疲労やストレス、睡眠不足、口内粘膜の物理的な傷(噛み傷など)、免疫力の低下が引き金となって発症します。

塩自体に強力な殺菌作用があるわけではありません。高濃度の塩分が触れることで浸透圧が急激に変化し、一時的に細菌の水分を奪う現象は起きますが、それは同時に口内の正常な細胞組織からも水分を強奪して破壊することを意味します。つまり、「塩水でバイ菌を退治して治す」という発想そのものが医学的には正確ではないのです。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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